生活習慣病
Lifestyle
生活習慣病ついて

生活習慣病とは、「食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒等の生活習慣が、その発症や進行に関与する疾患」とされています。
生活習慣と関連する病気としては、一部の高血圧症・脂質異常症・心筋梗塞・狭心症・高尿酸血症・一部の糖尿病・肥満症・アルコール性肝疾患・脂肪肝・がん・歯周病などがあり、多くは自覚症状のないまま進行していきますので、定期的な健診で早期発見し、悪化する前に治療を行うことが重要な疾患です。
高血圧症、脂質異常症、糖尿病、肥満症などの生活習慣病では動脈硬化をきたすため、心筋梗塞や脳卒中、大動脈瘤、心不全、腎臓病、肝臓病や癌の発症に注意が必要です。
生活習慣病に含まれる主な疾患と症状
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に呼吸が止まる病気です。医学的には、10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や、呼吸が弱くなる「低呼吸」が、1時間あたり5回以上繰り返される状態をいいます。
心臓や脳、血管に負担がかかり、脳卒中、狭心症、心筋梗塞などの重篤な合併症を引き起こす危険があります。
また、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病にも悪影響を及ぼします。
睡眠時無呼吸症候群の治療には、持続陽圧呼吸療法(CPAP)などが使用されます。また、症状を悪化させている原因に対処することで、治療の効果を上げることも可能です。
睡眠時無呼吸症候群の治療器具”CPAP”

CPAP(シーパップ)とは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療法で、Continuous Positive Airway Pressureの頭文字をとった言葉です。鼻に装着したマスクから気道に空気を送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止します。
CPAP治療は、中等~重症の閉塞型睡眠時無呼吸症候群の標準的な治療法として広く用いられている治療法で、治療には、CPAP機器本体、チューブ、鼻に装着するマスクが必要です。
CPAP機器は当院でもレンタルしておりますので、お気軽にご相談ください。
鼻マスクや空気圧の調整も併せて実施させていただきます。