症状別疾患

Symptomatic

症状別疾患

  • 症状発熱

    考えられる疾患名感染症、がん など

    感染症の中でも発熱を引き起こす可能性が高いのは上気道・下気道感染症(気管支炎や細菌性肺炎、咽頭蓋炎など)や消化管感染症(ノロウイルス感染やサルモネラ菌感染など)、尿路感染症(膀胱炎や腎盂腎炎など)、皮膚感染症(黄色ブドウ球菌感染や蜂窩織炎など)が挙げられます。
    また、がんを発症している方も発熱の症状が良く見られます。
    風邪のような感染症から、がんのようなない疾患まで幅広い疾患が原因として考えられるため、極度の発熱や、長引く高熱にお悩みの場合は早めに受診するようにしてください。

  • 症状頭痛

    考えられる疾患名一次性頭痛、二次性頭痛

    一時性頭痛:片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛といった慢性的な頭痛
    二次性頭痛:何らかの疾患の症状として生じている頭痛
    上記のいずれかにより対処方法を検討し、適切な治療を行う必要があります。

  • 症状

    考えられる疾患名喘息、感染症、感冒後咳嗽 など

    咳とは体内に入り込んだ異物を取り除こうとする体の免疫反応のひとつです。
    そのため、咳が出る場合は、何かの疾患にかかっていたり、かかりかけであることが考えられます。
    風邪などが原因であれば、薬の服用と安静に休むことで良くなることが多いですが、長引く場合は喘息などの別の疾患にかかっていることが考えられますので、医師の診断を受けるようにしてください。

  • 症状鼻水・鼻づまり・くしゃみ

    考えられる疾患名感染症 など

    鼻水、鼻づまり、くしゃみは、鼻粘膜にウイルスや花粉、ほこりなどの異物が付着すると、それを取り除こうとして起こる反応です。
    つまり、鼻水が出たり、鼻づまりが見られるときは、何らかの異物が体内に侵入し、感染症にかかっていることが考えられますので、早めに受診するようにしてください。

  • 症状腹痛

    考えられる疾患名胃炎、胃潰瘍、急性膵炎などの腹部の臓器疾患 など

    腹痛は、胃や腸などの腹部の臓器に何らかの異常がある時に感じるケースが多く、原因となる臓器によって、お腹の上部や下部など、痛みを感じる部位が異なります。
    明確に食べ過ぎのような原因が思い浮かぶ場合でも、時間が経過しても症状が治まらないような場合は、別の原因が考えられることがありますので、医師の診察を受けるようにしてください。

  • 症状吐き気・胸焼け

    考えられる疾患名消化器系疾患 など

    吐き気を感じたり、胸やけを感じたりする場合は、多くの場合で消化器系の疾患が考えられます。
    急性胃炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃がん、虫垂炎、腸閉塞などが代表的な疾患ですが、食中毒のような食べ物が原因で発症するものもあります。
    内視鏡を使用した検査で診断できるものも多くありますので、一度当院までご相談ください。

  • 症状立ちくらみ

    考えられる疾患名起立性低血圧、神経調節性失神、心原性失神 など

    立ち上がる動作や、神経の反射で血圧が下がって脳血流が減少すると、立ちくらみがおこります。
    原因と考えられやすい疾患として、 起立性低血圧、神経調節性失神、心原性失神などが考えられます。
    多くは短時間でおさまるため「これくらい平気」と考えがちですが、繰り返し起こる立ちくらみや、加えて頭痛や吐き気が起こる場合には、重篤な病気が隠れている可能性があり、早急な対応が必要です。

  • 症状突然の発作

    考えられる疾患名気管支喘息 など

    喘息は気管支が繰り返し炎症を起こすことで空気の通り道が狭くなり、息苦しさや胸の詰まりを感じたり咳が出たりという症状が出る慢性疾患です。
    症状は常時現れているわけではなく、風邪や気候、時間帯、刺激物によって突然発作が起こるというもので、症状が治らない重症になると入院が必要になる場合もありますので、早めに受診する事がとても大切です。

  • 症状便秘

    考えられる疾患名大腸がん、クローン病、腸閉塞 など

    便秘が続くことによって日常生活に支障をきたしている場合や、便に血液が混ざっている、腹痛がある、お腹の張りが繰り返される、という場合には、何らかの疾患が影響していることも考えられますので、いつもの事とは考えずに、医療機関を受診し、原因をはっきりさせることが大切です。
    当院の内視鏡検査でも、腸などの様子を検査することが出来ますので、お気軽にご相談ください。

  • 症状下痢・軟便

    考えられる疾患名過敏性腸症候群、ウイルス感染、大腸がん など

    腸の働きが正常な場合、食事などで摂取した食べ物は10時間ほどでS状結腸にたどりつき、ここで消化された食べ物から水分が吸収され、適度な固さの便がつくられるようになっています。しかし、何らかの原因により水分を吸収するはたらきが上手くいかなくなると、水分の多い便が出る「下痢」となってしまいます。
    特に大腸に問題が起こっている可能性がありますので、内視鏡検査をおすすめします。